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2013年12月18日水曜日

Toshio Ueda どびんごと上田敏雄

『おう どびんご よくきたな』
大道の ガラガラとなる ドアを開けたら
おじいちゃんは 玄関にいて 二カッと笑った

どびんごって なにかわからないけど
おじいちゃんが わたしのこと 
どびんごって よんだことは わかった

おばあちゃんも 玄関にでてきて
『まあまあ とにかく おあがりなさい』
大道の おうちの におい

東京に住む 私の両親は
ほぼ毎年 夏になると 山口県に帰省した
母の実家は防府市大道

私が覚えているのは二歳半ぐらいのころから
富海で 舟をこいでくれた おじいちゃん
麦藁帽で よく畑にいった おじいちゃん

いくつか 覚えている イメージはあるけれど
今でも覚えている ことばは どびんご!

私は成長するにつれ おじいちゃん 上田敏雄は
前衛詩人といわれた 稀有な詩人だと知った

おじいちゃんが 書いた詩を読んだ 
頭ではわからないけど 凄いエネルギー

最近では インターネットで検索すれば
名前をつぶやいている 人がいたり
アメリカの大学誌に 掲載されていたり

私も 上田敏雄のことを もっと知りたい
私も 文章で 想いを残したい


本ブログでは 私の個人的な想いを書くつもりです
もしも ご興味があれば 読んでみてください

本日はここまで 
これから よろしくお願いします